ブラインドサッカー世界選手権とは

B2/B3クラスとは?

多様な見えにくさ

一般的に「目が悪い」というと、視力が弱い状態を想像します。しかし、見えにくさにはいろいろな状態があり、左図のように、ぼやけ、欠け、にごりなどの症状があり、さらにそれらが掛け合わされて多様な見えにくさを生んでいます。

弱視とロービジョン

そのような見えにくい状態を一般的には「弱視」と言います。ただし、弱視は医学的に定義された専門用語の側面があり、幅広い意味で見えにくい状態にあることを「ロービジョン」と呼んでいます。

視覚障がい者スポーツにおけるクラス分け

スポーツにおいては、その「見えにくい状態」を3つのカテゴリーに分けています。
B1::全盲から光覚まで
B2:視力0.03まで、ないし、視野5度まで
B3:視力0.1まで、ないし、視野20度まで
*いずれも矯正後の診断によります
B2/B3カテゴリーでは、B2選手2名以上とB3選手によって行われるフットサルです。

B2/B3クラスの大会

4回目の世界選手権

B2/B3クラスの世界選手権が初めて開催されたのは1998年、ブラジル・カンピーナスにおいてです。その後、2002年にイタリア・ヴァレーゼ、2004年にイングランド・マンチェスターにて開催された後は、今日まで開催されていません。本大会が9年ぶりの世界選手権となります。
一方で、IBSA世界大会という視覚障害者スポーツ全体の世界大会が開催されています。この大会は4年毎に、2007年ブラジル・サン カエターノ ド スル、2011年トルコ・アンタルヤで開催されています。

強豪国

もっとも最近の大会であるアンタルヤでは、以下のような順位です。

優勝 ベラルーシ
2位 ウクライナ
3位 スペイン
4位 イングランド
5位 アイルランド
6位 フランス
7位 トルコ
8位 韓国
9位 日本

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